カウンセラーのカツヒトです。
本日は私が考え、実践してきた「うつ病の引きこもりの人を社会復帰に導く方法」について、今回お話をしていきたいと思います。この方法ですが、実際に何人かの方に実践してきました。実践の結果、順調に症状が改善してきた人もいれば、なかなか効果が出なかった人もいます。全ての人に通用する方法ではありませんので、予めご了承ください。またこの方法ですが、学校や職場の対人関係がキッカケでうつ病を発症し、その後、引きこもってしまった人には一定の成果が出ています。ですので、今回お話する内容を正確に表現するなら、「対人関係が原因でうつ病を発症し、引きこもり状態になった人を社会復帰に導く方法」と言った方が正しいかもしれません。
対人関係が原因でうつ病を発症し、引きこもり状態になった人を社会復帰させる方法
これからお話することは日本中どこを探しても中々、見つからないと思います。ですので、「本当?」となる部分がいくつかあると思います。「本当?」という疑問の部分は、私自身が偶然、他人を観察していて見つけたことです。それを試しに実践してもらったら、改善したという感じです。
それではお話していきたいと思います。
(1)カウンセリングを受け、現在に至った原因を究明する
医師には正直に症状を伝えましょう。医師は現在の症状を改善するため、ベストな投薬を模索します。症状をきちんと伝えなければ、ベストな投薬にはつながりません。当日、上手く説明できないかもしれないとなれば、紙に症状を箇条書きし、受診の際に先生に渡すのも良いでしょう。
またカウンセリングですが、うつ状態、もしくはうつ病に至った原因を掴むうえで必要な作業になります。やはり原因が分からなければ、どう向き合っていけばいいか分かりませんし、原因が分からなければ、もし症状が投薬等で軽くなったとしても、再発する可能性が高いです。「今回の治療で絶対に治したい」と思うのであれば、原因の究明は必須です。原因が判明して初めてスタートラインに立ったことになります。
また原因の究明ですが、カウンセリングなんていらない、自分自身だけで出来ると考えられる人、いるのではないでしょうか。
うつ状態、もしくはうつ病の方にも言える事なのですが、うつというのは人から正常な判断を奪います。つまりその状態で原因を追究すると、偏ったり、見当違いな原因に辿り着いてしまう可能性が高くなってしまいます。そうなるともう迷路に入り込んでしまったも同然です。そのようなことにならないためには、客観的に原因を追究してくれる第三者の協力は重要になります。誤った原因探しになる可能性が高いからこそ、カウンセリングは必要となります。
(2)食事改善をする
心と身体、どちらを先に治していけばいいでしょう。
答えは身体です。
え?心じゃないの?と思うかもしれませんが、心は脳です。脳は腎臓や肝臓と同じ臓器です。臓器がしっかりしなければ、心は機能しません。健全な心を取り戻すには、まず臓器の改善が必要となります。
うつ状態、うつ病の人はまず体調がそもそも良くないです。その理由は寝なかったり、ご飯をしっかり食べれなかったりと、とても健康に良いとは言えない生活が続いている為、内臓がかなり弱っています。特に消化器系が弱まり、胃がきちんと機能しません。そうなると、消化不十分なまま小腸に胃の中のものが流れ、そこで消化不十分なものが小腸で吸収されます。小腸は血を作ります。不十分なものが血になれば、血の質も悪くなります。汚い血になるわけですね。その汚い血が身体全身をめぐり、脳に辿り着きます。汚い血が巡っているのです。血には老廃物がたくさん混じっています。そうなると血管中に老廃物もたまっていきます。その結果、脳内は汚い血でいっぱいになります。
汚い血が血管の中にあるという状態。例えるならゴミが詰まった排水管みたいなものです。ゴミが詰まり、流れも悪い、かつ汚れている為、汚い水しか流れ出てこない、そのような状態が血管の中に起きているのです。
それを改善してくれるのが、ニンニクです。ニンニクは血管を広げる力を持っています。そうなると血流がよくなり、血管に詰まっていて、汚い血の原因にもなっている老廃物も流れ出ていきます。そうなると血はキレイさを取り戻し、脳にもキレイな血が巡ります。各臓器にもキレイな血が巡るので、臓器も健康的になり、胃も小腸も元気になります。
1ヶ月程度ニンニクを使った料理を毎日朝昼晩食べていれば、次の段階に行く気力が出てきます。
(3)運動をする
まずは近所の周り1キロでも構いません。とにかく毎日1キロ歩くことをお勧めします。
(4)意識改革をする
断言します。やばい人は一定数います。その人とは絶対に関わってはいけません。もし関わらざるを得ないなら、流す力を身に付けることです。またそのようなやばい人は、誰からも好かれていません。面倒くさいから周りも表面上、相手をしているだけです。それが分かれば「この人は残念な人だ」「将来、悲惨になるだろうな」と思えるようになるでしょう。意識が変われば、うつ状態、うつ病にかかりにくくもなります。
(5)短時間労働をする
目的はお金を稼ぐことではなく、散歩とは違う運動をすることが目的です。週2日、一日3時間程度、また連続で働くのではなく、1日働いたら、2日空けてまた働くというのが理想です。
(6)家族の理解
以上で、対人関係が原因でうつ病を発症し、引きこもり状態になった人を社会復帰させる方法のお話を終わりにします。もし周りで対人関係からうつ病になった人、それにより引きこもってしまい悩まれているご家族がいましたら、是非、この記事を紹介してあげてください。何かしら好転のキッカケになるかも知れません。